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一誠商事株式会社

安心と信頼で、賃貸管理のリーディングカンパニーに成長

 五十嵐翼社長

    一誠商事株式会社
  http://www.issei-syoji.co.jp/
代表取締役社長  五十嵐 翼
本社所在地/茨城県土浦市中神立町32-7
本部所在地/茨城県つくば市竹園2-3-17
                   第1・ISSEI ビル2F
事業内容/不動産の売買、仲介
        賃貸及びその仲介と管理
        保険代理業、不動産コンサルティング

創   業/昭和47年(法人設立:昭和54年)
店 舗 数 /7店舗(平成18年4月現在)

 

 

 地域と共に成長し、賃貸管理で北関東ナンバーワンに!

 平成17年8月の「つくばTX」の開通。世界有数の学園都市であるつくば市と秋葉原を最短45分で結ぶこの新線の開通で、つくば市をはじめとする県南地区は新時代を迎えたといえます。
 新線開通に伴って沿線開発が進めば、当然その地域には人が集まり、住宅需要が発生します。そして実際、県内の沿線周辺地域ではマンションやアパートの建設が現在数多く進められています。
 この発展著しいつくば地区を中心に不動産事業を展開し、特に不動産賃貸管理では北関東一と言われるまでに成長した企業があります。それが一誠商事株式会社です。
 昨年は守谷市に、そして今年2月にはつくばTXみらい平駅前に新たに支店を開設するなど、順調に事業を拡大している同社ですが、はじめから順風満帆だったわけではありませんでした。
 「私がこの仕事をはじめたのはオイルショック直後のことで、景気は最悪でした。それにもともと私はサラリーマンで、この業界にはコネも何もなく、全くゼロからのスタートだったんです。」
と同社の五十嵐翼社長は当時を振り返ります。

 

 「土地・資本・労働力」 土地がなければ何もできない!

五十嵐翼社長 学生時代、仕事は将来性のあるものに就こうと思っていたという五十嵐社長。頭の中にあったのは、経済学の講義で学んだマルクスの資本論「土地・資本・労働力」。
 「土地がなければ何もできない。土地は何にでもついて回る。だから、不動産業は将来も消えてなくならない。そう思うようになりました。」
 しかし、大学卒業時は自分にあった不動産関係の仕事がみつからず、証券会社に就職することに。不動産業とは直接関係はありませんでしたが、不動産業者を主な顧客とすることで、不動産業界の様子を証券業界から観察することができたといいます。
 「しかし、私は上司にゴマをすったりすることが苦手だったため、サラリーマンには向いていませんでした。だったら、鶏口となるも牛後となるなかれの精神で独立をと考えるようになったんです。」

 

 潜在的需要を見抜き、発展の礎を築く!

 昭和47年、定年を機に実父が土浦市で不動産業を開業。折りしも時代は「日本列島改造論」による土地ブームに沸いていました。しかし、翌年にはオイルショックが起こり、高度経済成長は終焉を迎えます。
 そのような逆風の中、脱サラし、父の不動産業に参加したのは昭和49年のことでした。
 「しかし、時代は正に逆風。単発的な取引だけでは、売上げも伸びず、安定もしませんでした。」
 そこで五十嵐社長が目を付けたのが、不動産の賃貸・管理でした。そのころ、県南地区では大家さんが県外在住者という賃貸物件が増加しつつあり、物件の管理ができないというケースが目立ってきました。また、地元在住の大家さんは、そのほとんどが更新手続きを行っておらず、また行っていたとしても「賃料の値上げ交渉がしずらい」といった悩みを抱えていました。
 「賃料の値上げ交渉などは、当事者ではなかなかできないもの。潜在的需要は間違いなくある。それなら、一戸建住宅やアパート等の不動産管理をやってみようと思ったんです。該当する方たちに提案してみたところ、次々と契約がまとまりました。」
 この管理部門の立ち上げで、売上げは以前に比べて格段にアップし、また安定的に推移するようになりました。これにより今日に続く同社発展の礎を築いたと同時に、後年のバブル崩壊に伴う地価下落の影響も最小限に留めることができたのです。

 

 会社のレベルと社員のレベルは比例する!

株式会社一誠商事 現在、同社は不動産賃貸・管理部門で北関東一と言われていますが、それを支えているのが同社の大きな特色である「賃貸物件24時間管理体制」です。
そのため、同社はこの部門に全体の約65%の人員を投入しています。
 「はっきり言って、これは会社にとっても社員にとっても大きな負担です。しかし、こういう体制があってはじめてお客様は安心という2文字を胸に日々の生活が送れるのではないでしょうか。」
 また、仕事をする上では何よりもお客様に信頼していただくことが大切であり、その信頼を得るためには、直接お客様と接する社員の教育、育成は非常に重要とも五十嵐社長は語ります。
 「社外研修などには社員を積極的に参加させていますし、宅地建物取引主任者の養成にも力を入れています。会社のレベルと社員のレベルは間違いなく比例するんです。」

 一誠商事本部(第1・ISSEIビル)                              
 県南地区の発展と共に今後も成長が期待される同社ですが、五十嵐社長の考えは堅実です。
 「まず自己資本比率をアップさせ、企業体力を強くしていきたいと考えています。それが安定した経営に繋がると思いますから。そして、常にお客様に喜ばれる一誠商事であり続けること。やはり、これが一番重要なことだと思います。」

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