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株式会社環境研究センター
高度な環境測定技術により社会の健全な発展と暮らしの安心安全に貢献
株式会社環境研究センターは、つくば市、さいたま市及び名古屋市に事業所を有し、国や地方自治体,農協や食品会社等を取引先に環境や食品に関わる各種分析・測定・調査を主力に事業を行っています。 設立と4つの事業展開
㈱環境研究センターは、昭和62年12月、田井愼吾氏(前社長、現会長)が設立し、代表取締役に就任しました。田井氏は、環境庁国立公害研究所(現・独立行政法人国立環境研究所)にて水環境の研究に従事していましたが、「研究の成果を基に広く社会に貢献したい」という想いから、独立開業に至ったそうです。
㈱環境研究センターは、環境計測、環境調査、食品安全検査及び水環境コンサルティングの4事業を行っています。
1 環境計測事業
2 環境調査事業
3 食品安全検査事業
4 水環境コンサルティング事業 当社の経営方針
食品の安全を例に挙げると、ここ数年、海外で発生した粉ミルクの毒物混入事件や、輸入野菜の残留農薬問題など、食の安心・安全を脅かすニュースを多々見受けます。
「ただ物を計測しているだけでは駄目です。当社では、会社の業務内容や計測手法を時代の変容に合わせて絶えず変化させてきました。その結果、700種類の農薬を測定できるようになりました。常に社会のニーズを的確に捉え続け、目に見える安心を提供していくことが重要なのです。」
とおっしゃっています。
画期的な高精度地点設定システム『いちぎめくん!』
当社は、衛星測位システム(注)と携帯通信を用いた小型の高精度地点設定システム『いちぎめくん!』の開発を独立行政法人 国立高等専門学校機構 茨城工業高等専門学校(茨城高専)と共同で取り組みましました。
『いちぎめくん!』は、測位に利用可能な人工衛星の数を大幅に増やす技術を採用し、誤差が最小数センチ以内という高精度な測位を実現しています。小型で軽量な『いちぎめくん!』を使えば、高精度な位置情報を簡単かつスピーディに取得することができます。
おわりに
片野社長は、お会いしている間何度も「社会貢献」という言葉を口にされていました。 |